私が「マイノート」にまとめたこと【日本語教育能力検定試験】

令和3年度の日本語教育能力検定試験に独学で合格することができました。
社会人になって以降、何度か資格の試験を受けてきましたがノートにまとめるという作業について「まとめている労力は問題を解くことにかけたい」という気持ちの方が大きくなりがちで、今回もまとめノートは作っていませんでした。

しかし、今回は、何度問題を解いても間違ってしまう項目については、いちど自分なりにまとめる作業を通して頭を整理した方が良さそうだという考えに至り、夏以降に「マイノート」を作り始めました。

「ノート」と言っても使ったのはルーズリーフです。
ノートまとめの何に抵抗があるって、まとめておきたい事というのは順不同で発生してくるわけで、後から見返す時に内容があっちに行ったりこっちに行ったりしてしまうという点です。

そういう訳で、まとめておきたい事が生じるごとにとにかく書いておいて、後からきちんと自分の中で納得のいく順序で綴じられるルーズリーフ方式をとった次第です。

書き始めるとけっこう分量が増えたので最終的には厚みのあるファイルにまとめることになりました。
実際、試験当日にはこのノート1冊しか持っていきませんでした。

 

試験当日はマイノートのみ持参だった【理由】

①私は試験当日に早朝から電車を乗り継いで会場に向かいたくない(万一、事故があったら大変だし、とにかく電車を乗り継ぐということ時代にストレスを感じてしまうので)。
前日はそこまで詰め詰めに勉強するメンタル状態ではないし、試験地で前泊したい=荷物が増えるので、赤本や用語集は持ち運びたくない。

試験当日に広範囲の見直しはできないのだから、自分の苦手ポイントをまとめたノートを見返すくらいで充分。

 

まとめノートの構成

試験日までの軌跡

過去問の点数記録ページです。
繰り返し解くことで点数を上げられた=過去の問題については攻略できているのだから、初めて見る問題もそれを応用して解けるはずだ!
と自信をつけるためのページです。

鉛筆書きで文字がうすくてすみません。
どの年度も初めて解いた時は140点前後、回を重ねるごとに点数は上がっています。

過去問「間違えノート」

夏休みに繰り返し間違った問題をコピーして貼り付け。
解答もメモしておいて時間のある時にサッと過去問を見返せるようにしたページです。

 

音声関連まとめページ

子音の表を印刷して貼りつけ。
声道断面図がないのは、コピーして貼りつける際に修正テープで消したからです(自分でも書けるように練習したかったので)。

音声の対立についてまとめたページで使っているのは「口腔図スタンプ」です(笑)
これ、ミレ韓国語学院さんで販売している物です!
私が韓国語の勉強もしているのでありつけた品です。
口腔図を手で書いて覚えたいけれど、イチからあの図を書くのは難しい…という時に便利です。
ただ、唇がほぼ閉じてしまっているのでノートにスタンプした時にちょっとメモをつけておくなどしないとならないのが難点です。

 

用語メモページ

問題を解いた時に何度も間違えた用語を先に書き出しておく(半分折りしたページ左側) →  時間をおいて、ページ右側に自分の言葉で書くということをしました。

 

流れを把握したい項目まとめページ

教授法、第二言語習得、技能実習生や在留資格などなど……流れを把握しておきたいページは、いったん流れを書き出し。
過去問を繰り返す中でポイントを書き足ししていったので最終的にけっこう詰め詰めのページになりました。
文法や歴史関連も覚えきれない~という項目だけまとめました。

 

この他、大根先生の有料noteをプリントして貼り込みしたり。
直前期には時事問題対策に、関連サイトのグラフをプリントして貼りこんだりもしていましたね。

 

記述対策の記録ページ

最後は記述対策本の練習問題、過去問を解いて実際に文章を書いたルーズリーフを綴じていました。
はまゼミの添削、カフェトークの有料添削レッスンを受けた際のアドバイスもメモしておき、直前期に見返しました。
(記述対策については後述させていただきます)

 

マイノート作成が続いたわけ

ノート作りが苦手な私でも、後から何度も見返すノートを作れたのは「自分がよくわかっていない、苦手な部分だけをメモとして書き残すもの」と割り切ったからだと思います。

特に何度も書き込みを追加していったページは、書き込むごとに知識が蓄積させていく感を実感=問題を解く時に反映できているのに充実感を感じられました。

 

問題を解く時はコピー用紙とかに殴り書いて、終わったら捨てていました。
夏くらいからは過去問のマークシート部分をコピーして使っていたので、過去問で間違えた箇所の見直し等はそちらで行いました。

 

 

ひとつの方法として参考になればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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