いとみち
Ito-michi
《映画のあらすじ》
主人公の 相馬いとは、高校生ですが お年よりのような 方言でしか話せません。
このことを はずかしいと 思い、いとは 話すことが にがてです。
それから、いとは、 青森の伝統的な 楽器「津軽三味線」を ひくことが できます。
でも、 青森らしいことをするのは はずかしいと 思い、三味線を ひくのを やめました。
このように 考えて しまう 自分の 性格を かえたいと 思って います。
そこで、いとは アルバイトを はじめます。
人と たくさん 話す、メイドカフェの 店員 になります。
カフェで はたらくうちに、話すことが にがてじゃなく なりました。
友だちも できました。
ある日、カフェの オーナーが 事件を おこして 逮捕されて しまいました。
カフェに 客が 来なく なりました。
「わたしは、好きな人たちといっしょに しごとをしたい。もういちど、お客さんに 来て もらいたい!」
いとは、カフェを やめなくて いいように、メイドによる 津軽三味線の コンサートを 計画しました。
Point 1.青森県
青森県は 本州の いちばん北に ある 県です。
青森県の なかの 場所によって 方言が ちがいます。 津軽弁、南部弁、 下北弁が あります。
いとは 津軽弁を つかいます。
映画のなかでは この 方言が たくさん でて きます。
そのため、DVDでは「標準語」の 字幕が でます。
日本人が きいても ほとんど わからないからです。
日本人が 日本語の 字幕を みながら映画を みるって おもしろいですよね。
Point 2.メイドカフェ
店は 家、客は その 家の 主人、店員は メイドという 設定をした カフェです。
客が 店に 入るときに「おかえりなさいませ、ご主人さま」と 言って くれます。
東京の 秋葉原には たくさんの店が あります。
Point 3.人間椅子
人間椅子(Ningen Isu)は 1987年、 青森県 弘前市 しゅっしんの 和嶋 慎 治さん( Gt / Vo)、 鈴木 研一さん( Ba / Vo)によって つくられた バンドです。
ドラムを 担当する人は 何回も かわりました。
ナカジマノブさんは 2004年から メンバー になりました。
ロックバンドは 英語で 歌うべきだ という 常識に とらわれない バンドです。
日本語・ 津軽弁で 歌い、ギターで 津軽三味線のような 音を 出すのも とくちょうです。
2020年には ヨーロッパツアーを しました。
映画の なかで ながれる 曲は『エデンの 少女』です。
Pont. 4 津軽三味線
青森県の なかの 津軽地方で つくられる 三味線です。
ばちで 三味線を たたくように ひくのが とくちょうです。(「ばち」は三味線を ひくための 道具)
映画の なかでは 三味線を つくる ようすも でて きます。
コメディアンとして ゆうめいだった 志村けんさんを 知って いますか?
津軽三味線を 15年 いじょう ならっていたんですよ。